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けんきゅう
研究がしたい!


研究_歴史と役割
たき火って何?歴史とやくわりを調べてみよう!

着眼点(きっかけ)→なんでだろう?
・たき火ってキャンプの時だけやる遊びなのかな?
・明るくて暖かいたき火だけど、けむたいしすぐ燃えちゃって不便。家ではたき火なんてしないし。でもたき火の歴史って?


学 び
・たき火はヒトが発展するためにとても大切な発明だった
・初めて人類がたき火をしたのは、100万年前。
・火を扱うことができるようになったことで、暖をとる、道具を作る、動物から身を守る、料理をする、明かりえる、など人類が発展することにつながったよ。
・今は電気や化学が発達して、いろいろな明かりや暖の取り方があるけど、つい150年前ごろまでは、暖を取ったり、明かりを取ったりするのには火が使われていて、たき火もよく使用されていた。
・今でも大きな地震があったときとかにたき火は使われている。
・キャンプでたき火をするのは、ただの遊びではなく、昔の生活を体験することで、今の便利な社会を見直すきっかけになるかも。


ま と め
・たき火の歴史はとても古い。たき火を通じて、火を扱うことができるようになったことで、人類はどんどん進化することができた。
・ガスや電気から暖を取ったり、電気から明かりをとったりできるようになったのはつい最近のことで、100-150年前までは明かりも暖かさも火から得ていた。
・キャンプでたき火をするのは、昔の不便な生活を体験できる、とても大切な時間になる。

たき火で使う台はなんでもえないんだろう?調べてみよう!

着眼点(きっかけ)→なんでだろう?
・たき火をでは大きなほのおがたって、とても熱くなっている。でも木はもえるのに、なんでたき火の台はもえないんだろう?
・おうちでごはんを作るとき、フライパンやおなべはとても熱くなって、お肉や野菜がこげちゃうこともある。でもフライパンはお鍋はもえないのはなんでだろう?


学 び
・たき火をする台、フライパンやおなべは金属(きんぞく)でできている
・金属にはたくさんのしゅるいがあって、たき火台やフライパン、おなべは主に鉄、ステンレス、アルミなどでできている
・金属は、土の中にある鉄の素(てっこうせき)やアルミの素(アルミナ)などを大きな工場で溶かして作っているよ。
・金属にも水や氷と同じように、溶けてしまう温度(ゆう点)があるが、その温度がとても高いんだ(下の図参照)
・とける温度がとても高いから、金属でできた台の上でたき火をしても、金属でできたフライパンでお料理をしても形がかわらないし、とけてしまわないよ。
・熱くなる場所は金属でできていることが多いよ。おうちのオーブンや電子レンジの中や、コンロやIHクッキングヒーターの周りも金属でできてることが多いよ。


ま と め
・たき火をするとき使う、たき火台は金属でできている。
・金属はとける温度がとても高いので、近くに火があってもとけたり、形が変わったりしない。
・キャンプでたき火をするときに以外にも、熱くなるところには金属が使われていることが多く、おうちのキッチンにもたくさん金属が使われている。

木によってもえかたがちがう?調べてみよう!

着眼点(きっかけ)→なんでだろう?
・たき火をしていると火が付きやすい木があったり、つきにくい木があったりする
・すぐもえてしまう木があったり、ゆっくりもえる木がある
・まきわりがむずかしい固い木があったり、簡単にわれる木があったりする


学 び
・たき火にくべる木には大きく分けて2つのしゅるいがあるよ。
・広葉樹(こうようじゅ)と針葉樹(しんようじゅ)
・広葉樹はひらべったい葉っぱで、カシ、ナラ、ケヤキ、サクラなど
・針葉樹は細くてとがった葉っぱで、スギ、ヒノキ、マツなど。
・広葉樹は、木にふくまれる油分が少ないので火がつきにくく、丈夫で固くまきわりがしにくい。でもゆっくりともえるためたき火が長持ちするし、けむりもすくないよ。
・針葉樹は、木にふくまれる油分が多く、火が付きやすいし、やわらかいのでまきわりがしやすい。でも油が多いのでけむりやススが多く出るし、すぐもえてしまうよ。


ま と め
・たき火につかう木には、2つのしゅるいがあってそれぞれもえ方や使いやすさがちがう
・もえやすく、まきわりがしやすい針葉樹から火をつけて、その上に広葉樹を置いていくと上手にたき火ができるよ。
